「夏の間はそれほど気にならなかったのに、寒くなってきたら膝が痛い」
「毎年、秋から冬になると膝の調子が悪くなる」
そんな経験はありませんか?
気温が下がる時期には、膝の痛みや違和感が気になりやすくなる人がいます。
もちろん、膝の痛みにはさまざまな原因があるため、「寒いから膝が痛くなる」と一つの理由だけで説明することはできません。
ただ、気温や気圧などの気象変化によって、慢性的な痛みが悪化することは以前から知られており、「気象関連痛」や「天気痛」と呼ばれています。研究では、気温の低下や気圧の変化が痛みの感じ方に関係する可能性も報告されています。
寒くなると、なぜ膝がつらく感じるの?
気温が下がると、体は寒さに反応します。
慢性的な痛みがある人では、低温によって痛みを感じやすくなる仕組みが関係している可能性があり、気温低下による痛みの悪化について研究されています。
つまり、
「寒くなったら急に膝が悪くなった」
というより、
もともとあった膝の負担や痛みが、気温の変化をきっかけに気になりやすくなる
ということも考えられます。
「寒さ」だけでなく、秋は体を動かす量も変わります
もう一つ見落としやすいのが、季節による生活の変化です。
暑かった夏が終わると、外に出やすくなって散歩や買い物などで歩く量が増える人もいます。
反対に、寒くなると外に出る機会が減り、家の中で過ごす時間が長くなることもあります。
このように、季節が変わると体の使い方も少しずつ変わります。
膝は毎日の歩行や階段、立ち上がりなどで使う関節なので、こうした変化が痛みの感じ方に影響することもあります。
「年齢のせいかな」で済ませないことも大切
特に中高年の方では、
「膝が痛いのは年齢のせいかな」
と思ってしまうこともあります。
たしかに、膝の痛みは年齢とともに増えることがあり、代表的なものに変形性膝関節症があります。
変形性膝関節症では、立ち上がりや歩き始め、階段の上り下りなどで膝が痛むことがあります。日本整形外科学会では、膝を冷やさず温めることや、太ももの前の筋肉を鍛えることなどを日常生活での注意点として挙げています。
そのため、
「寒くなったから仕方ない」
と我慢するのではなく、以前から膝に違和感があった人は、一度自分の膝の状態を見直してみるのも大切です。

寒い時期こそ、膝を冷やしすぎない
寒い季節には、膝まわりを冷やしすぎないようにすることも意識してみましょう。
たとえば、
・膝を冷たい風にさらし続けない
・長時間同じ姿勢にならない
・無理のない範囲で体を動かす
・入浴などで体を温める
といった、日常の小さな工夫です。
ただし、膝が腫れて熱を持っている、急に強い痛みが出た、ケガをしてから痛みが続いているなどの場合は、「冷えたから」と自己判断しないことも大切です。
毎年、寒くなると膝が痛むなら
「秋になると膝が痛くなる」
「寒くなると階段がつらい」
「朝の動き始めに膝が気になる」
こうした変化が毎年のようにあるなら、単純に「寒さのせい」と考えるのではなく、膝にどんな負担がかかっているのかを確認してみましょう。
痛みがあるからといって、ずっと動かさないでいるのもよくありません。
膝の状態に合わせて、動かせる範囲で体を動かすことも大切です。
変形性膝関節症についても、適度な運動や膝周囲の筋力・柔軟性を保つことが重要とされています。
膝の痛みが気になるときは、ご相談ください
「寒くなってから膝が痛くなってきた」
「歩き始めに膝が気になる」
「以前からの膝の痛みが、最近また強くなってきた」
そんなときは、我慢して様子を見続けるのではなく、一度状態を確認してみましょう。
すみれ整骨接骨院では、膝の痛みや日常生活での動きにくさについて、現在の状態を確認しながら施術や日常生活での体の使い方についてご相談いただけます。
「このくらいで相談していいのかな?」
という段階でも大丈夫です。
寒くなるたびに膝がつらくなる方は、痛みが強くなる前に一度ご相談ください。


