「痛いところに湿布を貼っておけば治る?」
「捻挫や打撲は湿布だけで様子を見ても大丈夫?」
このようなご質問をいただくことがあります。
湿布は痛みや炎症を和らげるために使用されることがありますが、ケガそのものを治すものではありません。
今回は、湿布の役割と、知っておいていただきたい注意点をご紹介します。
湿布は痛みを和らげるためのものです
湿布には、痛みや炎症を抑える成分が含まれているものがあります。
そのため、捻挫や打撲、肉離れなどで使用されることがありますが、傷ついた靱帯や筋肉を治すものではありません。
ケガの状態を確認し、必要に応じて固定や安静などの適切な処置を行うことが大切です。
-1-e1782868466249-300x192.png)
ケトプロフェンを含む湿布には注意が必要です
湿布の中には「ケトプロフェン」という成分を含むものがあります。
代表的なものとして、モーラステープやパテルテープなどがあります。
この成分を含む湿布では、貼っている間だけでなく、はがした後も貼っていた部分に紫外線が当たることで「光線過敏症(光接触皮膚炎)」という皮膚の炎症を起こすことがあります。
赤みや強いかゆみ、水ぶくれなどの症状が現れることもあるため注意が必要です。
実際にこんなケースもありました
以前、ご家族が処方された湿布を「同じ湿布だから大丈夫」と思って使用された患者さんがいらっしゃいました。
その後、貼っていた部分に紫外線が当たり、光線過敏症を起こしてしまったケースがありました。
湿布は市販薬でも処方薬でも、含まれている成分によって注意点が異なります。
ご家族の湿布を借りて使用することは避け、使用方法や注意事項を確認することが大切です。
はがした後も紫外線対策をしましょう
ケトプロフェンを含む湿布は、はがした後もしばらくは紫外線対策が必要です。
医薬品の添付文書にも、「使用中および使用後も当分の間は貼付部位を直射日光に当てないこと」と記載されています。
外出する際は、衣類などで患部を覆い、紫外線を避けるようにしましょう。
※光線過敏症について詳しく知りたい方は、医薬品の「くすりのしおり」や添付文書もご参照ください。
痛みが続くときは湿布だけで様子を見ないことも大切です
痛みや腫れが強い場合や、動かせないほど痛い場合は、湿布だけで様子を見るのではなく、ケガの状態を確認することが大切です。
捻挫だと思っていても剥離骨折が隠れていたり、打撲だと思っていても骨折を伴っていたりすることもあります。
すみれ整骨接骨院では、症状を確認し、必要に応じて整形外科をご紹介しています。
-1-e1782868718339-300x156.png)
まとめ
湿布は痛みを和らげるために役立ちますが、ケガそのものを治すものではありません。
また、ケトプロフェンを含む湿布では、光線過敏症を起こすことがあるため、使用方法や紫外線対策にも十分注意しましょう。
海南市で捻挫や打撲、肉離れなどのケガでお困りの方は、すみれ整骨接骨院までお気軽にご相談ください。


